映像から交通量を自動で計測するAIシステム

（１）件数の数え上げ

「歩行者」、「自転車」、「バイク」、「自動車」について件数を数え上げます。

歩行者

自転車

バイク

自動車

（２）進行方向の識別

フレーム別に人物の動きをトラッキングし、進行方向を識別します。

（３）属性の識別

区別した人物について、それぞれ性別・年齢層の識別を行います。
　性別：男性、女性
　年齢層：３パターンの分類区分が可能です。
　　①：全３分類
　　A）小児(10歳未満)、若者・中年(10代~50代)、高齢者(60代,70歳以上)
　　B）子供(10歳未満、10代)、大人(20代~50代)、高齢者(60代,70歳以上)

　　 ②：全４分類
　　A）小児(10歳未満)、若者(10代,20代,30代)、中年(40代,50代)、高齢者(60代,70歳以上)
　　B）子供(10歳未満,10代)、大人(20代,30代)、中年(40代,50代)、高齢者(60代,70歳以上)

　　③：全８分類 10歳未満,10,20,30,40,50,60代,70歳以上

（４）滞留人数計測

特定範囲に滞留している人数を計測します。イベント時計測や、特定スポットの人数を数える場合に活用できます。

（５）滞留時間計測

特定範囲に滞留している時間を計測します。バス待ち時間やベンチの利用時間などに活用できます。

特徴①：独自の「物体検出」＋「物体トラッキング」アルゴリズム

弊社独自のアルゴリズムで、詳細な追跡分析が可能です。 また、アンサンブル学習を採用し、推定精度を高めています。

ダッシュボードでの閲覧

ダッシュボードにて集計値が閲覧できます。また、気象データが閲覧でき、気象データと計測データをあわせて確認することが可能です。
（常時計測向けの専用機能）

人流データ解析からの来店・来街数予測

スマカチで計測した人数、年齢・性別のデータに加えて、天候データ、地域データなどを組み合わせることで、来街数の予測が可能です。
都市づくり、まちづくりの基礎データにSmartCounter -スマカチ- をご利用頂けます。

インフラシステムとの連携

録画映像解析

既存の録画映像からデータを抽出し、過去の交通量を分析します。

クラウド型解析

カメラ映像をクラウドに転送し、データを連携を容易にします。

エッジ型解析

現場のエッジデバイスで処理を行い、即時的なデータ活用が可能です。

API連携

NTT社の「ギガらくカメラ」やSafie社のネットワークカメラとAPI連携し、既存カメラからの映像解析が可能です。

滞留計測

滞留計測・群集カウントのサーベイ論文

滞留計測・群集カウント技術のサーベイ論文を纏めています。